外気温36.6℃_7月9日モデルハウス温湿度

こんにちは。斉藤です。
『SaiCLE』モデルハウス が初めて迎える夏。数日前から続く猛暑の影響が気になり、7月9日 の温湿度を一覧・グラフ化してみました。
気象庁のデータ (下館) では、7月に入ってから 35℃ 前後が続き、7月8日は、 37.3℃ を記録しています (一体、今年は何度まで上がってしまうのか💦)。そして、翌日の9日は、 36.6℃ と強い暑さが続きました。
この2日間から室内に与える温湿度の影響を確認することで、これからも続く暑さに『SaiCLE』の性能は、快適な室内環境を維持できるか? おおよそ読める思ったのです。
加えて、前回、6月17日に 34.9℃ を記録した温湿度データを公開しましたが、続いた酷暑が短期間であるため影響が小さかった? 可能性も気がかりでした。
ブログリンク:6月17日 実測データ
気象庁 下館観測所 7月 気象データ
気象庁HPリンク:気象庁|過去の気象データ検索
[住宅性能]
・ UA値 0.23 W/m²・K (5地域 断熱等級7、HEAT20 G3)
・相当隙間面積(C値) 0.1 ㎠/㎡ (実測値)
[ 測定環境 ]
最高外気温 : 36.6 ℃
平均外気湿度: 76 %
実測場所 : 前回同様 ① 1階lDK、② 2階寝室(5.4畳)、③ 2階洋室子供室(4.5畳+4.5畳)
居室のドアは締めています (生活環境に近づけるため、開けて測定はしません)。
( 実測している”スイッチポッド”は全部で15箇所に取り付けていますが、メインの居室のみ抜粋します)
空調設備 : 2階廊下に取り付けた 6畳用エアコン1台のみ 稼働。
・設定温度 23℃
( 27℃ 設定も考えましたが、断熱性能の確認のため、日中も23℃の設定温度付近まで下がるのか検証することにしました)
・風量「中」設定
7月に入ってからドライ → 冷房に切り替えて 24時間稼働させています。
空調方式:オリジナル全館空調システムにより各室を空調
備考:日中は 8.8kW の太陽光発電によって電力を自家消費。日没後は、太陽光で充電した 18 kW の蓄電池 から放電していますので、
環境に負担を掛けずにエアコンを稼働させて検証しています。
1階間取り
1階は、LDK、廊下、玄関の空間まで広く繋がっています。
2階間取り
廊下に取り付けたエアコンと全館空調で2階全体を除湿冷房します。
2階の6畳エアコン
各室、スイッチポッドで365日実測しています(写真はLDK)。
[それでは、7月8日を見ていきます]
前回と同様に分かり易く温湿度の数値とグラフをそれぞれ載せていきます。
① 1階LDK
② 2階寝室
③ 2階子供室
補足:平均値
以上の各室データとなりました。
平均値から 6月17日と比べると、西日の影響で寝室が1.9℃近く上がり、また相対湿度の上がりましたが、
冷房 23℃設定にしっかりと追従した高断熱・高気密性能が表れています。
LDK、子供部屋は、前回とほぼ変わりはありません。ドアを閉めていながら快適な環境であると感じます。
連日の猛暑からの 8日 37.3℃ 、9日 36.6℃ 厳しい暑さが続いても『SaiCLE』の性能が ” へこたれない ” ことが分り私としても安心しました。
これならば、7月、8月も電気代が掛からずに外とは別世界の快適な生活を送れるそうですね。加えて、実生活は、エアコンの設定温度を上げても問題はなさそうです。
補足:人が快適に感じる絶対湿度は8.5〜10.5 g/kg (DA)とされています (SaiCLEの各室はこの快適ゾーンを一日中キープ)。
[ランニングコスト]
電気代はもちろんですが、エアコンの買い替えやエアコンクリーニングも無視できないランニグコストですよね。
買い替え、メンテナンスの台数、回数によっては将来大きな開きが生まれます。住宅をご検討の際には、やっぱり将来のコストを見据えた高性能住宅がお得です。
そして、お得なだけではなく環境への貢献も付随してくると思います。。
ブログリンク: エアコン交換のランニングコスト
[最後に]
以上のような ” 別世界 ” が体験できるモデルハウス体験宿泊。
これから始まるお子様の夏休み期間に利用してみませんか?
ご家族が健康に、心地よく、安心して暮らせる住まい。
『ずっと ずっと Green oasis に暮らす』を是非ご体感ください。
最後までご一読いただきありがとうございました。
自然素材・高気密高断熱・住宅性能を大切にする工務店 斉藤建築工業㈱
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