Cost Effectiveness
「買える家」と
「暮らせる家」は違う。
一般的な住宅は「買いやすい価格」かもしれません。でもそれは、「建てた日が一番良かった家」かもしれません。
『SaiCLE』は「価格だけを見れば、高く映るかもしれません。」でもそれは、「住んだその日から、未来がラクになる家」。
「どんな家が人生を豊かにするのか」 ── その答えがあります。
ランニングコストだけじゃない。見えないところにも“お金の差”がある。


さらに結露・カビの発生を抑え、アレルギー・喘息・感染症リスクを下げ、長期的な医療費削減にも貢献するのです。第一種換気と空気清浄による「空気の質」の改善は、目に見えない安心として家族の暮らしに寄り添います。

これらの健康環境は、家族の「健康寿命」にも直結します。健康寿命とは、介護を受けることなく日常生活を自立して送れる期間のことです。
日本では平均寿命と健康寿命の間に約10年の差があると言われており、その期間にかかる医療費・介護費用は年間で数十万円にも上ります。
『SaiCLE』のような高性能住宅は、体調不良や病気のリスクを軽減し、こうした“支出の10年間”を“自立した生活期間”に変える可能性があります。

そして、ノンエナジーベネフィットは健康面だけではありません。
近年、日本各地で大規模な地震が頻発しています。
標準的な住宅では、耐震性が最低限の基準(仕様規定 耐震等級1)にとどまることも多く、震災時には外壁・基礎・内装に大規模な修繕が必要となり、100万円〜300万円以上の出費が発生することも珍しくありません。

『SaiCLE』では、耐震等級3に加え、制震ダンパーを標準採用。大地震後でも建物が損傷しにくく、「修繕にお金をかけずに、安全に住み続けられる」ことができます。結果として、医療費・介護費・震災後の修繕費・生活不安といった “人生の支出” までも抑えます。
それが、『SaiCLE』の持つノンエナジーベネフィットです。
シビアにシミュレーションを行っても差額1000万円以上の住宅ローンを35年間の光熱費だけで ” プラス ” にする。
本物の高性能住宅は、「毎月の電気代」 だけで、これほどの差を逆転させてしまう。公的な計算ツールと、公平な比較条件に基づく検証で、“ 本当の経済性 ” を数字で示しました。
光熱費の試算・比較には、建築研究所(国土交通省所管)の一次エネルギー消費性能計算プログラムを使用しています。
これは、住宅確認申請、LCCM住宅、GX住宅、長期優良住宅など、”全国で統一的に使われている公的ツール”です。
この計算ツールは、住宅で使用する一次エネルギー消費を公平に数値化することができます。
暖房・冷房・換気・給湯・照明・家電といった、住宅で使うエネルギーをすべて網羅しており、それぞれの住宅の性能に応じて“理論的な最大エネルギー使用量”を計算します。
つまり、実生活の電気代とは多少のズレはありますが、性能の違いが明確に見えるという点でエネルギー消費量の基準になります。
この全国共通のプログラムを使って、『SaiCLE』と標準的な住宅”断熱等級4″を光熱費の試算・比較しました。
住宅に関する省エネルギー基準に準拠したプログラム
https://house.lowenergy.jp/
【仕様】
・UA値 0.77
・太陽光無し
・オール電化(IHコンロ、エコキュート370L)
・第3種パイプレス局所換気
・エアコン 計4台(LDK18畳用 1台、各居室6畳用x 3台)

※合計の一次エネルギーは、83813[MJ] → 15,510.28[kWh]

【仕様】
・UA値 0.23
・太陽光あり8.8kW
・オール電化(IHコンロ、エコキュート370L)
・オリジナル全館空調
・エアコン 1台

※太陽光発電の自家消費(約24.79%) 合計の一次エネルギーは、35084[MJ] → 9745.56[kWh]

SaiCLE:くらし上手 S 60A 2654.50円/月
https://www.tepco.co.jp/ep/private/plan/kurashi/index-j.html
断熱等級4:スマートライフプランS 60A 1870.50円/月
https://www.tepco.co.jp/ep/private/plan/smartlife/index-j.html
年齢38歳、家庭年収400万円。(限度額は年収によって異なるため参考額です)
・SaiCLE:税抜 2900万円(税込 3190万円)
・断熱等級4仕様 (同延べ面積、同間取り):税抜 1980万円(税込 2178万円)
※外部給排水工事は含んでいません。
・SaiCLE:4000万円 【住宅 3190万円(税込) + その他 810万円】
・標準的な住宅 断熱等級4:2988万円【住宅 2178万円(税込) + その他 810万円)
※借入額の差 1012万円
※その他について:土地、外部給排水工事、外構工事等の共通額
※35年間の返済
共に変動金利
・1年目~9年目 1.00 %
・10年目以降 1.50 %
・SaiCLE:有り 長期優良住宅(標準仕様)
・標準的な住宅 断熱等級4仕様:なし
35年間の稼働とした72歳までを想定。
※最新の「N型 単結晶」 太陽光パネル は、35年後でも 出力はおおむね 85~90%以上 残ると言われています。そのため、現実的には撤去をせず、36年目以降もそのまま使用した方が無難と考えます(『SaiCLE』は、N型 単結晶 太陽光パネル を標準採用)。
・2台
・12年毎に交換として24万円(12万/台)計上。
※計2回交換(新築時含め35年間稼働)
標準的な住宅 断熱等級4
基本料金を含む年間電気代試算(理論的な最大エネルギー使用量)
一次エネルギー消費量をもとに、東京電力スマートライフプランS(日中70%、深夜30% の使用)で試算した断熱等級4オール電化住宅の年間電気代は、約69.26万円となります。月平均約5.77万円。

年間電気代¥692,589の“支出”
SaiCLE
基本料金を含む年間電気代試算(理論的な最大エネルギー使用量)
一方『SaiCLE』では、断熱等級7+太陽光8.8kWにより、
1年目~4年目 年間電気代¥54,244の“収入”月平均 約0.45万円。
5年目~35年目 年間電気代¥173,075の“支出”月平均 約1.5万円。

①基本料金を含めた年間電気代 ¥365,422(売電を除く)
②売電、基本料金を含めた1年目~4年目 年間電気代¥54,244の“収入”
③売電基本料金を含めた5年目~35年目 年間電気代¥173,075の“支出”
上記の電気代を基に弊社が使用している「ライフプラン」シミュレーションの機能の一部を利用します。
電気代に関わる仕様だけを抜粋して比較していきます。
想定年齢38歳、家庭年収400万円。
(限度額は年収によって異なるため参考額です)
・標準的な住宅 断熱等級4
基本料金を含む年間電気代
約69.26万円(月約5.77万円)

35年目 資産額 6004万円
・SaiCLE
基本料金を含む年間電気代
約33万円(月約2.75万円)+太陽光自家消費・売電収入の差

35年目 資産額6890万円
※資産の差が約886万円。SaiCLEのプラス
借入額を含めた累計差 880万円 + 886万円 = 1766万円

[比較1]では、実生活との乖離か大きいため、年間電気代を1/2とした比較。
※基本料金はそのまま。
・断熱等級4
基本料金を含む年間電気代
約34.63万円 (月約2.89万円)
35年目 資産額7177万円
・SaiCLE
基本料金を含む年間電気代
約20万円 (月約1.5万円) + 太陽光自家消費・売電収入の差。

35年目 資産額7474万円
※資産の差が約297万円。SaiCLEのプラス
借入額を含めた累計差 880万円 + 297万円 = 1177万円

最後に年間電気代を1/4とした比較。
・断熱等級4
基本料金を含む年間電気代
約17.31万円(月1.44万円)

35年目 資産額7763万円
・SaiCLE
基本料金を含む年間電気代
約11.5万円 (月約1.0万円) + 太陽光自家消費・売電収入の差

35年目 資産額7765万円
※資産の差が約2万円。SaiCLEのプラス
借入額を含めた累計差 880万円+2万円=882万円

このように厳しくシミュレーションしても、住宅ローンの差額1012万円を35年間の光熱費だけで”プラス”にする。それが『SaiCLE』の「本質的な経済性」です。
ポイント
①初年度から資産残高は上回る結果となっていますので併せてご覧ください。
②『SaiCLE』の太陽光自家消費率は、1/2Ver. 1/4Ver. 共に 24.79% のままで試算しています。本来であれば電気代が減ったことにより売電量が増えるため、売電収入が増えることになりますが反映しておりません。
2021年1月、2025年1月までの電気代上昇率(従量電灯A)を比べると東京電力管内は36%上昇率です。今後も上昇を続けた場合は、資産額の差は開き続けることになります。光熱費のランニグコストが抑えられることは、経済的な側面からも家族の安心につながると考えます。

エアコンを1回買い替えた場合のコストで、“25,3万円”の差が生まる。
そして、「台数が少ない」だけでなく“長持ちする”ことも、住まいの本質です。
稼働条件
・夏は、2階廊下1台 のみ稼働
・冬は、1階LDK1台 のみ稼働
季節で使用するエアコンが異なるため、稼働時間が抑えられ交換サイクルが伸びる。
買い替えのサイクル:15年を想定
可動条件
・夏、冬共に各エアコンを稼働させる一般的な稼働方法
・買い替えのサイクルは、12年を想定
メーカー:国内大手メーカー製を想定
6畳用 : 取付、破棄込み 110,000円
18畳用 : 取付、破棄込み 198,000円
1台 :取付、破棄込み 11,000円
計5箇所 : 55,000円
買い替えのサイクル:15年を想定
SaiCLE:合計 ¥275,000
断熱等級4:合計 ¥528,000
差額 ¥253,000

断熱等級4住宅では、18畳用1台+6畳用3台の合計4台のエアコンを設置。夏も冬も全室稼働することが前提となるため、使用頻度が高く、12年ごとの買い替えサイクルが想定されます。その結果、9年の開き且つ ¥759,000(設置費・廃棄費含む)が必要になります。
一方、『SaiCLE』では断熱等級7+C値0.3以下の高性能な住宅性能と、オリジナル全館空調設計により、6畳用のエアコン2台(1階LDK+2階廊下)だけで家全体をまかないます。
夏は2階廊下1台のみ
冬は1階LDK1台のみ
交互使用のため稼働時間が少なく、15年ごとの買い替えで十分。
さらに、全館空調部分は15年後に1回交換として約5.5万円と安価。
住まいの性能が高ければ、エアコンも少なくて済み、長く使える。
設備のコストまでも、性能が支えてくれる。
これも『SaiCLE』の優れた経済性能ひとつです。
“住み始めてからよりお得になる”国の補助金
『SaiCLE』は、国が定めるLCCM住宅(ライフサイクル・カーボンマイナス)の基準を満たした、高性能・高環境性能住宅です。
このため、標準性能・仕様のままで次の補助制度の受けることができます。
・補助金額:110万円/戸(5地域以上_筑西市該当)
(1〜4地域は 125万円/戸)
・基礎工事の着手日が 令和7年11月28日以降が対象
GXとは、住宅で必要するエネルギーを省エネ化し、CO₂排出を抑える政府の脱炭素戦略です。
LCCM認定住宅はそのGX住宅の性能を上回る位置づけにあり、2050年のカーボンニュートラル実現を後押しする住宅として、今後の補助枠拡充の中心的対象となります(補助金面でも優遇されやすい住宅です)。
※経済産業省支援制度の一部連携(LCCM認証連動)
・断熱等級6以上
・再生可能エネルギーを除いた、一次エネルギー消費量を35%以上削減
・(太陽光発電等の)再生可能エネルギーを含めた、一次エネルギー消費量の削減率100%以上
・HEMS
電気代やエアコンのランニングコストに関する試算・比較を通じて、「将来の資産形成」につながる経済性をお伝えしています。この補助金を活用することで、標準的な住宅”断熱等級4″との試算形成は更に広がります。
詳しくは、下記のページをご覧ください。
電気代の試算・比較
エアコンの買い替えランニングコストの経済性
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