[検証]お風呂の湯水で加湿できる? ※Part3 後編

こんにちは。斉藤です。
この度もブログをご覧いただきありがとうございます。
冬、加湿器を使わず家の中がしっとりと潤っていたら。
しかも、その加湿が ” お風呂の残り湯 ” だけで実現できるとしたら?
本当にそんなことができるのか。
高気密高断熱住宅『SaiCLE』のモデルハウスで、実験を重ねてきました。
今回のブログは [お風呂の湯水で加湿できる? ※Part3] 後編です。
※Part3 前編 はこちらから。
リンク:投稿を編集 “[検証]お風呂の湯水で加湿できる? ※Part3 前編”
本編の前に
「モデルハウスで “豆苗” を生育中」
先日、モデルハウスにて旧ボランティア活動の友人たちと料理を作ることがありました。
その時に使用した「豆苗」をカットした残りを捨てずにモデルハウスで育てたら、
” どれくらいで育つ(食べごろ) “ か? ふと気になり、やってみることにしました (^-^)
冬でも平均25℃の室内温度のため、何となく育つのが早そうな気がします。
且つ、ネットなどの情報に頼らずとも、
意外と簡単に育つだろうと甘く考えていまして、敢えて無知のまま試してみます。
冬と言えば ” 鍋料理 “、その具材に「豆苗」。
この育ちが早ければ、買わずどもお鍋の具材として、また活躍してしまうではありませんか⁉
ちょっと家計も助かりますし、鍋でなくても何かもう一品を作る際に活躍してくれそうですよね。

こうして始めてみましたが、全く育て方の情報を得ていませんので、日に当ててはNGだと思い込んでいます。
そのため、日向にならないキッチン天板の上で水を張ったバットに付けながら、毎日お水を交換することにしました。
< 3日目 >

さすがは、「Green oasis」(^_^) 3日目にして明らかに伸びてきました!(これが普通??)
来週はどこまで伸びているのか?これも一種の ” 実験 “でしょう笑
[それでは、本編となります]
検証日
2026年 1月23日(金) 00時00分 ~ 1月24日(土) 23時00分
・1月23日(金)
最低気温 -8.1℃ 最高気温 9.1℃
相対湿度 最低18%、平均51%
・ 1月24日(土)
最低気温 -7.7℃ 最高気温 10.3℃
相対湿度 最低20%、平均58%
この2日間(48時間)を通して、各室の温湿度変化を確認してまいります。
[実験開始]
<追い焚き>
23日(金) 8時30分ごろ
先ずは、前日の夜に浴槽に張った残り湯(約220L)を ” 48℃で 追い焚き ” しました。

<扇風機の使用>
風量は、” 中 ” 設定。

<2日間、追い焚きと風呂給湯を繰り返し>
10~12時間ほど間隔を空けました。

[実験の検証]
ここからLDK、子供室、寝室それぞれ公開してまいります。
2日間(48時間)のため、これまでよりも長い測定データとなりますがご覧くださいませ。
※各箇所の測定データにおける、黄色マーカーは、”追い焚き または 給湯” を示しています。
①LDK

1階 LDK 平均温湿度
平均室温:25.9 ℃
平均相対湿度:46 %
平均 容積絶対湿度:11.0 g/m³
平均 重量絶対湿度:9.32 g/kg(DA)
②2階 子供室

2階子供室 平均温湿度
平均室温:25.49 ℃
平均相対湿度:47 %
平均 容積絶対湿度:11.1 g/m³
平均 重量絶対湿度:9.40 g/kg(DA)
③2階寝室
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2階寝室 平均温湿度
平均室温:24.5 ℃
平均相対湿度:49 %
平均 容積絶対湿度:11.0 g/m³
平均 重量絶対湿度:9.28 g/kg(DA)
[結果考察]
結論:『SaiCLE』では、浴室の湯気を“家全体のうるおい”として活かせる。
前回のPart2で現れた加湿効果が、しっかりと数字で見て取れました。
平均 重量絶対湿度では、
①1階LDK 9.32 g/kg(DA)
②2階子供室 9.40 g/kg(DA)
③2階寝室 9.28 g/kg(DA)
※補足
個人差もありますが、人が快適に感じる重量絶対湿度は7.0〜10.5 g/kg(DA)とされています。
各時間帯でも、うるおいを保ってくれています。そのため、浴室加湿は、十分に機能していると考えます。
且つ、1月23日(金) 最低気温 -8.1℃ でありながら、居室はとても暖かい環境を保ったままです。
冬季は、室温 18℃以上を保つことで ” ヒートショック ” など、健康被害になり難い目安と言われています。
(WHO(世界保健機関)推奨)
結果的に『SaiCLE』は、安心、安全、健康的な住環境を作っていることがより分りました。
Part3 まで実験をしてよかった!
最初の実験当初は、” 浴室加湿は期待できない ” 記事、情報を見聞きしていましたので、
ダメ元の考えでトライ&エラーをこのブログ以外に実は繰り返してきました。
ようやく今回で、やり方・工夫により加湿の実証となったと感じます。
このコツさえつかめれば、冬は ” 我が家は、加湿器要らず ” ですね。
例えば、スマートフォンアプリによってエコキュートを “追い焚き、給湯 (栓を忘れ注意) ” が可能です。
扇風機やサーキュレーターもタイマーやアプリ対応品であれば、同時に起動することで、
不在あっても便利に潤った環境を作り出す可能性が高いと考えます。
※補足
『SaiCLE』の場合、この再現性が高いことを示しています。
平屋・2階建て・間取り、そして住宅性能によって結果は異なる可能性が高いため、
このような浴室加湿をご検討の方は、弊社または高性能住宅を得意とする建築会社様にご相談ください。
しかしながら、一度 ” うるおい空間 ” を体感してしまうと、追い焚き、浴室給湯が癖になってしまいました。
エアコンによる乾燥がなく、掃除もラク。なので現在もずっと行っています。
なので、この冬のデータは、引き続き取り続けていきたいと思います。
“なんとなく快適そうな家” ではなく、” なぜ快適なのかを説明できる家 ” をつくりたいと考えています。
性能のためだけではなく、ご家族の “ 安心、安全、健康 ” ためです。
だからこそ、実験と検証を繰り返します。
次回のブログは、
いよいよ室内物干し(冬)の乾燥時間の検証を行ってみたいと思います。
ご一読いただきありがとうございました。
自然素材・高気密高断熱・住宅性能を大切にする工務店 斉藤建築工業㈱
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