『SaiCLE』の造作建具と家具

こんにちは。斉藤です。
この度もブログをご覧いただきありがとうございます。
お盆休みが明け、本日から通常通りの営業になります。
[今回は、『SaiCLE』の造作建具・家具について]
前回では「収納力」について綴っておりました。今回は「オリジナル建具と家具」のご紹介です。
建具についてどのようなイメージをお持ちでしょうか? 新築、リフォームを計画では、一度デザインや利便性以外も着目してみるのもいかがでしょう。
[その前に本のご紹介]
お盆休み中、届いていた読みたかった本を読んでいました。
本のタイトルは「エコハウスのウソ 2030」。2025年7月28日発行
著者:東京大学准教授 前 真之
建築学者として、健康・快適で電気代の心配がない生活を太陽エネルギーで実現するエコハウスの実現と普及のための技術と設計手法の開発に取り組まれておられ、YouTube「FPの家チャンネル」にて高気密高断熱の優位性について解説いただいています。
解説動画リンク: 【対談】豊かな暮らし<断熱の歩み編>① ~2022年 建築物省エネ法改正で変わる住まい~
読んだ感想としましては、これからの住宅に求められる安心・安全・健康・ライフサイクルコストについて詳しく書かれており、再確認や新しい学びがある内容でした。
YouTubeやSNS とは異なり、信憑性ある情報が多く、住宅検討において ” 外せないもの ” が一冊にまとめられていると感じました。
エコハウスの必要性、住宅性能(断熱等級)の比較、気密性能、サッシ・ドア、住宅設備、冷暖房設備、エアコン選び、太陽光、蓄電池、EV車 など近年注目をされているこれらの項目について、消費エネルギーだけではなくコスト回収の観点も解説されています。
これからはじめる家づくりの教科書としておすすめな一冊です。私は Amazon から購入しました。
[ここから本題]
今お住まいのどこかに使用されている建具。一般的に新築住宅においても木目やペイントが施されている建具が多く使用されています。
それをノックしてみると軽い音で中が空洞になっていることがほとんどです。何かの拍子で強く物が当たると穴が空いたり、窪みが出来たりするため、補修や取替えとなって出費となってしまいます。
『SaiCLE』では、建具職人が手作りで造るオリジナル造作建具と家具を標準としています。全て中身の詰まった無垢材でできているため、そのような出費が掛からないように配慮しております。加えて、何十年も長く使用できるだけでなく、無垢材の経年美化も大きな特徴です。
[無垢扉]
全て硬質の唐松を使用した無垢扉です。木目が美しく、触れることで浮造りを感じ取れます。無垢板で出来ているため、衝撃に強く穴が空くことがありません。何十年と取り替えることなく、長く愛用いただけます。
[造作TV台]
開閉式の杉格子を採用しました。杉は比重が軽いため、軽い力で開け閉めができます。なかの物が見えづらく生活感を抑えます。
[カウンター台]
長年使用すること想定して耐久性がある、硬質の唐松材を使用しています。
[カップボード]
直接口に触れる、お椀、コップ、箸、スプーンなどを入れることを想定しています。そのため、湿気溜まりを考慮した除湿性の高い杉材を使用しています。
[壁面家電収納]
杉材を使用したスライド式の家電収納を設けています。地震時の揺れや子供が引っ張っても飛び出さないロック機能付きです。
[本棚]
杉材を使用しており、棚板は高さが変えられる可動式を採用しています。
いずれも長く愛着を持ってご使用いただけるだけでなく、自然塗料を塗布していますの誤ってお子様が舐めても安全です。
ご紹介は以上になります。気になった方は、お気軽モデルハウスのご見学にお問合せくださいね。
ご一読いただきありがとうございました。
暑い日がまだまだ続きますので、お身体にお気を付けください。
自然素材・高気密高断熱・住宅性能を大切にする工務店 斉藤建築工業㈱
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