[10/1 検証]雨天の室内物干し

こんにちは。斉藤です。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は「 [10月1日 検証] 雨天の室内物干し」 です。
『SaiCLE』モデルハウスにて改めて行いました。
今年の夏は纏まった雨の日が少なく、加えてタイミングも合わず、10月に入ってようやく2回目となりました。
雨天での室内干しの検証ポイントは、乾燥時間と隣接するLDKの湿度測定です。
そして、前回での疑問点も併せて検証してまいります。
前回の室内干しについてはこちらからどうぞ ↓
ブログリンク
:[ 7月15月 検証] 連日の雨でも室内物干しは何時間で乾く?(前編)
:[ 7月15月 検証] 連日の雨でも室内物干しは何時間で乾く?(後編)
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では、本編の10月1日の検証を綴ってまいります。
[検証ポイント]
1. 乾燥時間 ( 前回の6時間30分 よりも短く乾燥させる)。
2.ランドリー室から LDKへの湿度流出推移
3.壁掛けサーキュレーターの代わりに扇風機を使用した効果 ( 前回よりも乾燥の時間短縮を図りたい ) 。
※しかし、問題が発覚したため今回、扇風機の使用を辞めました。次回のブログにて理由を綴りたいと思います。
4.物干し後のランドリー室の相対湿度、絶対湿度の湿度推移 。
[検証条件]
①検証日 10月1月 正午頃から降雨
気象庁下館観測所のデータでは 7月15日の平均湿度 99% となっています。
気象庁HPリンク:気象庁|過去の気象データ検索
② 1階 LDK 6畳用ルームエアコン 1台 を可動
10月に入り暑さが和らいできたため、除湿を目的として1階のエアコンを ” 暖房 ” に設定 ( 2階廊下エアコンは停止 )。
室内温度を24℃ を目標として暖房設定温度は ” 22.5℃ ” 。風量は ” 弱 “。
③ ランドリースペースの通風と換気状況
前回を同様に通風を取り浴室換気扇から湿気を排出します。
・サーキュレーターを稼働(壁掛け)。
・キッチン側のドアを締切。
・廊下側と浴室のドアは開放。
・浴室の換気扇を稼働。
、乾燥時間と隣接するLDKの湿度測定です。
④洗濯物の量
前回と同様
・バスタオル6枚
・フェイスタオル9枚
・バスマット1枚
・ベビー用敷パッド1枚
⑤14時00分から室内干しを開始
物干し状況
壁掛けサーキュレーター
[物干し乾燥時間の結果]
完全に乾いたのは、6時間30分後の20時30分。結果は前回と同じ乾燥時間となりました。
2階廊下エアコンの ” ドライ ” 稼働から 1階のエアコンを暖房に切り替えた以外に変わったところがないためと思います。
もう少し早く乾くことを期待していましたが、安定した物干し環境が出来ているとも言えます ( 就寝前に干せば朝には乾いている ) 。
[温湿度推移]
①ランドリースペース
干し始めた14:00から湿度が上昇していきます。
その後、徐々に下降し、乾いた20時30分には相対湿度60%、重量絶対湿度10.29g/kg(DA)。室内にジメジメは無く落ち着いています。浴室換気扇からスムーズに湿気が排出されたようです。
前回は暫く湿度が高い状態が気になっていたため、今回は浴室換気扇を切らずに稼働させておきました。洗濯機に残る水以外に珪藻土の塗り壁が吸い込んだ水蒸気も放出されていると考えられます。
その後の経過を見ると20時30分以降もしっかり湿気が排出されていることが分ります。換気扇を切るのは時間を空けてからが良さそうですね。
②LDK
隣接するLDKへの湿度流出は、ほとんど影響がなく快適な環境を維持できていました。
14時から20時30分の重量絶対湿度は快適とされる 10.50g/kg(DA) 以下となっているのでよかったです。
加えて相対湿度は2%しか増えていません。且つ外は雨が降っているため、室内に流入した影響も受けていると思います。
また、この日の正午から1階エアコンを暖房で稼働させましたが、翌日(2日)以降は昼夜24℃前後で推移しています。
(この表は、1日 23:30までのため載せておりませんが) ドライから暖房に切り替えたことでLDK、ランドリー共に気温が安定しており、より物干しの再現性は高いと考えます。
[最後に]
『SaiCLE』は、通常の洗濯物であれば湿度が高い雨の日でも、安心して室内干しが出来ることが改めてわかりました。次回は湿度が低くなる冬に行ってみたいと思います。その際は、ランドリー室のドア2箇所共に開放させ、浴室換気扇を使用しない状態にすることで加湿効果が見込めると考えます。そうなるとより早く乾く可能性が高くなるため楽しみです。
以上になります。ご参考になりましたら幸いです。
この度もブログをご一読いただきありがとうございました。
次回は、今回の検証に扇風機を諦めた理由を綴ってみたいと思います。
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