『SaiCLE』自邸 新築工事記録⑪ [外壁、内部仕上げ、太陽光、換気設備など]

こんにちは。斉藤です。
ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
今回のブログは、『SaiCLE』自邸の新築工事記録⑪です。
足場が外れる日も少しずつ近づき、図面の中にあった自邸が、ようやく「暮らす場所」としての表情を見せ始めました。
外壁の木や塗り壁、室内の珪藻土。
そして、これからの暮らしの電気や空気を支える、太陽光発電や換気設備。
仕上げと設備が一気に進み、『SaiCLE』らしい部分が少しずつ形になってきています。
今回は、外壁板張りの続き、Soi塗り壁、内部の珪藻土仕上げ、太陽光発電、そして換気設備などをご紹介してまいります。
前回の工事進捗⑩ ブログはこちら:『SaiCLE』自邸 新築工事記録⑩
[大工工事も、いよいよ完了へ]
外壁については、前回までご紹介していた木製サイディング「T&Tパネル」の施工も終了しました!


木目とネイビー色の組み合わせが、落ち着いた印象になったと思います(^_^)
でも実は、自邸に採用している木の外壁はT&Tパネルだけではありません。
今回は一部に、横方向へ板を重ねて張っていく「下見板(ラップサイディング)」も試験的に採用しました。

こちらもT&Tパネルと同じ、信州カラマツ材です。
下から上へ、一枚一枚、大工さんが張り上げていきます。写真は玄関ポーチ周辺。
工場で完成した製品を取り付けるのとはまた違い、こうして一枚ずつ手仕事でつくられていくところも、木の外壁ならではの良さだと思います。
仕上げには「ウッドロングエコ」という木材防護保持剤を使用しました。
基本的には再塗装を必要としないことが特徴ですが、「何もしなくてもよい」というものではなく、木の状態を見ながら清掃などのお手入れは必要です。
また、時間とともに木の色合いが変化していくのも特徴のひとつ。
新品の状態が完成ではなく、住まいと一緒に少しずつ表情を変えていく。これからどのような経年変化を見せてくれるのか、私自身も楽しみにしています。


窓まわりの一部にも、外観のアクセントとして使ってみました。納まりもきれいで、なかなか格好よく仕上がっています(^_^)
大工さんも最後まで丁寧に仕上げてくれました。
[そして外壁には、もうひとつ。「Soi塗り壁」があります]
『SaiCLE』の外壁は、木製サイディングのT&Tパネルを中心に、「Soi塗り壁」を組み合わせています。
そして自邸では、先ほどご紹介したカラマツの下見板も試験的に取り入れました。
素材も仕上げ方も異なりますが、それぞれの表情が重なって、ひとつの外観をつくっていきます。
今回は、そのSoi塗り壁の施工が始まりました。

施工しているのは、サイケンのスタッフです。
モデルハウスのSoiも同じく、自社で施工しました。コテを使い、一撫でずつ丁寧に塗り込んでいきます。
大工さんの仕事も格好いいですが、左官仕事もやっぱり格好いい。
均一につくられた工業製品とは違い、職人の手の跡がわずかに残り、それが光を受けたときに独特の陰影をつくります。
こうした手仕事から生まれる風合いは、まさにクラフトマンシップだと思います。
写真は、まだ下塗りの段階。このあと上塗りを行い、仕上げていきます。
完成したときに木の外壁とどのような表情をつくってくれるのか、こちらも楽しみです。
施工している動画をYouTubeにアップしました。
その様子をご覧ください(^_^)
Soiは、漆喰を主原料とした外壁材です。
詳しくは過去のブログでも綴っていますので、併せてご覧ください。
Soiについて:『Green oasis』 8つの循環 国産材国内製品
[雨樋を取り付けました]
雨樋は、タニタハウジングウェアのガルバリウム鋼板製雨樋「HACO」です。


もちろん、『SaiCLE』の標準仕様です。
自邸では、外壁の色との相性を考えてガンメタ色を採用しました。雨樋は決して主役になる部材ではありません。
だからこそ、外観の中で必要以上に主張せず、建物全体に馴染んでくれるものを選びたいと考えています。
足場が取れ、建物全体で見たときにどんな印象になるのか。こちらも楽しみです。
[太陽光発電8.8kWを搭載しました]
そして屋根には、太陽光パネルが運ばれてきました。
『SaiCLE』の標準仕様と同じく、シャープ製の太陽光発電システム。発電容量8.8kWを搭載します。

まず、屋根のガルバリウム鋼板の縦ハゼ部分に、キャッチ工法の固定金具を取り付けます。
屋根材に穴を開けずに太陽光パネルを固定できる工法です。

そして、太陽光パネルの設置が完了しました。こうして見ると、なかなかの枚数です(^_^)
モデルハウスでもこれまで発電量を実測してきましたが、曇りの日でもしっかり発電してくれています。
自邸では、実際に家族が生活する中で、
「どれくらい発電するのか」
「どれくらい自家消費できるのか」
そして暮らし全体でどれくらいエネルギーを賄えるのか。
完成後は、モデルハウスとはまた違った「実生活のデータ」として確認していきたいと思っています。

[内部では、珪藻土仕上げが進んでいます]
内部では大工工事が終了し、いよいよ仕上げ工事へ。『SaiCLE』では、天井・壁ともに珪藻土塗りを標準仕様としています。
ここでも職人さんが、コテを使って一撫で一撫で仕上げていきます。

自邸では、天井・壁ともにホワイト色を採用しました。
室内全体を明るくするとともに、これから入る無垢材の家具や造作家具の色を引き立ててくれることを狙っています。
こちらの珪藻土施工の様子も、YouTubeにアップしました。
ぜひご覧ください。
そして、2階はかなり仕上がってきました。少し写真でご紹介します。


木製サッシと珪藻土。やっぱり相性がいいですね。
木の表情と、珪藻土のやわらかな質感が自然につながっています。
そして写真中央に写っている、この台。
いったい何なのか? これは、もう少し工事が進んだところで改めてご紹介します(^_^)


いかがでしょうか。
窓から入る光が珪藻土の壁に当たり、やわらかな陰影をつくっています。
そこに無垢材の木目が加わることで、少しずつ落ち着きのある室内になってきました。
図面から、こうして木の手触りや光の入り方、居場所としての空間へ変わっていく。
私自身も、完成へ近づいていく様子をお客様がお家を建てられる過程と同じく楽しんでいます(^_^)

残るは1階のみ。順調に進んでいます。
[換気設備スペースに「澄家」と「トルネックス」を設置]
そして今回、私自身が特に楽しみにしていた設備が取り付きました。
全熱交換型第一種換気システム、マーベックス製「澄家VS90」。

そして、外気清浄を担うトルネックス製「G18JP1T」。

モデルハウスにも同じ組み合わせを採用しています。ただし、自邸では接続方法を少し変えてみました。
今回は「澄家」の一次側、つまりOA(外気側)にトルネックスを接続します。
とうとう、この時が来ました! (>_<)
モデルハウスでは、二次側のSA(室内給気側)にトルネックスを接続していました。
しかし、モデルハウスでトルネックスのフィルター清掃を行った際、
「これだけの汚れをトルネックスが捕集しているのなら、熱交換素子へ入る前に設置したらどうなるだろう?」
という疑問が生まれました。そのときの検証はこちらです。
トルネックスフィルタ清掃検証のリンク:トルネックス性能と掃除メンテナンス
そこで自邸では、
外気 → トルネックス → 澄家の熱交換器 → 室内
という順番で空気が流れるようにしてみました。
狙いは、外気に含まれるホコリや微粒子を、できるだけ熱交換器へ到達する前に捕集すること。
これによって、
「熱交換素子への汚れの付着を、どこまで抑えられるのか」
「メンテナンスのしやすさは、どう変化するのか」
実際の暮らしの中で確認していきたいと考えています。
もちろん、現段階では「こうすれば必ず良くなる」と言い切れるものではありません。
だからこそ、自邸で試してみます。お客様の新築住宅で、根拠もないまま「やってみましょう」とはいきませんからね。
まず自分たちで暮らす。確認する。データを取る。
そして、本当に良いと判断できたものを、次の家づくりへ還元していく。
自邸『SaiCLE』を建てる意味のひとつは、ここにもあると思っています。
また、こうした計画換気をきちんと成立させるうえでも、建物の気密性能は大切な土台になります。
完成後は空気質も含めて、これまでモデルハウスで行ってきたように実測・検証していきます。
どんな結果になるのか。私自身、とても楽しみです(^_^)
今回の工事記録は以上になります。
外壁の木や左官仕上げ。室内の珪藻土。そして、太陽光発電や換気設備。
一見するとまったく違うものですが、どれもこれから長く続いていく「暮らし」を支えるためのものです。
職人の手仕事と、住宅性能。自然素材と、設備技術。
どちらか一方ではなく、それぞれの良さをきちんと組み合わせながら、一棟の住まいとして整えていく。
完成へ近づく自邸を見ながら、
改めて『SaiCLE』で大切にしてきたものが、少しずつ目に見える形になってきたように感じています。
[自邸『SaiCLE』完成見学会・先行予約受付中です]
自邸『SaiCLE』では、完成後に見学会を開催いたします。
開催期間:
2026年10月10日(土)〜10月18日(日)の9日間
開催時間:
10:00〜16:00
現在、先行予約を受け付けています。
下記の「お問い合わせフォーム」よりお申し込みください。
お問い合わせフォームリンク:お問い合わせ
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また、「お問い合わせ内容」の欄には、次の2点をご入力ください。
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ご希望の日時
-
ご来場人数(お子さまを含む)
の2点をご入力いただけますと幸いです。
『SaiCLE』をご検討の方はもちろん、
注文住宅をお考えの方にも、ぜひ一度ご覧いただきたい住まいです。
写真や数字だけでは伝わりにくい、木の手触り。珪藻土の質感。室内に入ったときの空気。
そして、実際の空間の広さや居心地。
斉藤建築工業がどのようなことを考え、一棟の住まいをつくっているのか。
五感で感じていただける機会になればと思っています。
家づくりについて気になっていること、ご質問やご相談にも、私自身がお答えいたします。
無理な営業や、一方的なセールストークはいたしません。
私自身、そのような接し方を好まないからです。
あるがままの自邸と、
私たちが大切にしている家づくりを、率直にお伝えさせていただきます。
「代表が、自ら暮らす家。」
自邸『SaiCLE』。
完成まで、あと少しです。
ぜひ楽しみにお待ちください。
掲載画像は完成イメージCG
※実際の外構とは異なります。

ご一読いただき、ありがとうございました。
自然素材・高気密高断熱・住宅性能を大切にする工務店 斉藤建築工業㈱
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