『SaiCLE』の防蟻ホウ酸処理について

こんにちは。斉藤です。
ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
今回のブログは、
[『SaiCLE』で標準採用している防蟻ホウ酸処理]について

※画像出典元:日本ボレイト株式会社 HPより
私なりにできるだけ分かりやすくご紹介いたします。
家づくりにおいて「高気密・高断熱」や「耐震」は比較的注目されやすいのですが、
実は、家を長く健全に保つためには “ 防蟻処理 ” もとても大切な要素です。
特に木の家にとって、シロアリ対策は避けて通れません。
そこで『SaiCLE』では、一般的な防蟻処理とは少し考え方の異なる、
ホウ酸による防蟻処理を標準採用しています。
ホウ酸というと、あまり聞き慣れない方もいらっしゃるかもしれません。
実は、海水や岩石、土壌、植物などにも存在する成分で、鉱物由来なのです。
特別に “ 強い薬剤 ” という感覚とは、少し違うものです。

※画像出典元:日本ボレイト株式会社 HPより
ホウ酸処理の大きな特徴は、揮発しないことです。
つまり、空気中に成分が飛び出していくタイプではないため、室内空気を汚しにくいという性質があります。
さらに、ホウ酸は分解されにくく、揮発もしないため、効果が落ちにくいという特徴があります。
言わば耐久性能があるということ。これが大きなポイントになっています。
家の中には、あとから再処理しにくい場所があります。
たとえば、土台・柱のまわり、梁、床合板など、構造に関わる部分です。
完成後には簡単に触れない場所です。
そのため、私はこのようなところに長期効果のある防蟻処理が大切ではないかと考えます。
[なぜ、防蟻にホウ酸処理を採用したのか]
ホウ酸は、シロアリだけでなく、ゴキブリやアリ、キクイムシなどにも作用するとされています。
また、海外でも長い歴史があり、オーストラリアでは1930年代から、ニュージーランドでは1950年代から、
アメリカでは 1980年代から使われてきた実績があります。
『SaiCLE』では、ただ ” 今、効果があればよい ” という考えではなく、
将来、見えないところまで家を守り続けられるかという視点を大切にしました。
防蟻処理は、完成すると見えなくなる部分です。
効果の持続性、室内環境・自然環境への配慮、そして長寿命化との相性を考えて、
ホウ酸処理を選択しました。
当然、家は建てて終わりではありません。
10年後、20年後、その先も安心・安全・健康に暮らせることが重要です。
「ずっとずっとグリーンオアシスに暮らす」のコンセプトに適切であると思いました。
[ 一般的な灯油系防蟻材について]
一般的な防蟻処理として広く知られているのは、合成殺虫剤系の防蟻処理です。
現在使われている防蟻剤には、
ピレスロイド系、ネオニコチノイド系、カーバメイト系、有機リン系などがあります。
土壌や木部に処理してシロアリの侵入を防ぐ考え方が主流です。
一般的に「防蟻処理」と聞いて多くの方がイメージするのは、こちらの薬剤系の処理だと思います。
この一般的な薬剤系防蟻処理の特徴は、しっかり効かせる代わりに有効期間に区切りがあることです。
公益社団法人 日本しろあり対策協会でも、薬剤の有効期限は5年(※1) とされており、
5年を過ぎたらすぐに被害が出るわけではありませんが、確実に防ぐには再施工を勧められいます。
また、同協会は ” 5年を超えて長期間有効な薬剤は環境によくない ” との考え方から、
認定する薬剤の有効期間を5年としていると説明(※2)があります。
※1 リンク:5年間の保証 | シロアリQ&A | 公益社団法人 日本しろあり対策協会
※2 リンク:保証5年なぜ | シロアリQ&A | 公益社団法人 日本しろあり対策協会
家づくりでは、防蟻処理そのものが悪い・良いではなく、どのような考え方で家を守るかが重要であると思います。
短期的な効き方を重視して再施工を前提に管理していくのか。
それとも、再処理しにくい構造体の中まで考えて、長く効く考え方を選ぶのか。
『SaiCLE』では、その答えとしてホウ酸処理を採用しています。
[最後に私の自邸『SaiCLE』工事進捗]
いよいよ今週後半から現場に材木・材料が搬入され、大工工事へと進んでいきます。
先ず土台引きの前に、今回ご紹介しました「防蟻ホウ酸処理」を予定しています。
その模様を次回ブログに綴ってみたいと思います。
今回のブログは以上になります。ご一読いただきありがとうございました。
自然素材・高気密高断熱・住宅性能を大切にする工務店 斉藤建築工業㈱
<エアコン1台で快適を体感『SaCLE』モデルハウスのご紹介>
<資料請求はこちらから>
:資料請求
<紹介動画>
:斉藤建築工業株式会社 About Us Video (SaiCLE Ver.)
< HPトップページ >




