『SaiCLE』自邸 新築工事記録⑨ [軒天、外壁など]

こんにちは。斉藤です。
ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
今回のブログは、 新築工事記録⑨ [軒天、外壁など] です。
前回ブログでは内部について綴りましたが、今回は外部をメインにご紹介いたします。
リンク: 『SaiCLE』自邸 新築工事記録⑧
[無垢の軒天材を張りました]
長野県信州唐松を使用しています。赤茶色の防腐塗装で仕上げました。
家を見上げた際に、屋根が引き締まった印象を感じられる狙いがあります。
木目と相まって飽きを感じづらい、品のある軒天になったと思います(^_^)

一見、「木、だから腐ったり、劣化も早いのでは?」とネガティブなイメージを持たれる方もいらっしゃると思います。
たしかに樹種によっては水に弱い(外部に向いていない)樹種もありますが、
この唐松の特徴は、ヤニ (脂) を含んでいるため、高い耐水性があります。
そして、風化による劣化もしづらい耐久性も兼ね備えています。
「木」だからといっても樹種によって様々な特徴があり、適材適所で使用することが大切だと考えます。
軒先に換気部材を取り付けています。
換気部材(黒い部材)によって、屋根裏へ空気を流入させます。

特に夏では、屋根裏の熱を逃がしてくれるため、
湿気が籠らず室内への熱の伝わりも低減させてくれる働きがあります。
換気部材は、なるべく目立たないスッキリしたデザインと取付施工を採用しています。
また、細かいストロー形状により空気は通しやすく、水(雨水)は通らない仕組みです。
玄関ポーチ(下屋)の軒天にも同じく唐松材を使用しました。

[水道引き込み工事]
元々芝生だった土地でしたので、水道敷地内には引き込まれていませんでした。
関連ブログリンク:自邸建築地の土地探し 後編
そのため、道路下に通っている水道管(本管)から分岐して敷地内に引き込む水道工事を行ないました。

水道管は、自邸敷地側の車線ではなく、反対車線の下に通っていたため、
設備の協力業者様にはご苦労をお掛けいたしました (^_^;)
日陰もない道路で暑い中、ひたすらに作業をされる姿には頭が下がる思いです。
住宅建築では、多くの業者が携わり、ご協力いただきながら完成していきます。

こうして水道が敷地内に引き込まれ、インフラが整ってきました。
よりマイホームの実感が湧いてきます。
[外壁木製サイディング張り]
外壁も軒天材と同じく長野県信州唐松の無垢材を使用しています。
やはり外壁としても唐松は最適です。
また、木製サイディングの使用では大切にしていることがあります。それは、軒を出すこと。
社寺仏閣も外壁は無垢の板張りが多く、そして軒を深く取っています。
この軒が雨掛かりを小さくしてくれるため、無垢板の寿命を長く引き伸ばしてくれます。
軒が無くても乾けば寿命が短くなる影響は小さいですが、梅雨などの雨が降り続く時期では、
小雨でも雨に長く晒されます。このような乾き難い状態では、年月と共に腐り、劣化が進行し易くなるのです。
これを効果的に抑えてくれるのが軒となります。

また、余談ではありますが、軒を出すことは夏の日射遮蔽としても有効です。
直接室内の温度上昇抑制だけでなく、エアコン(冷房)の負担が小さくなり、省エネにつながります。
高温多湿の日本において、軒の設計(パッシブデザイン)は今後益々高まっていくのではないかと思います。
張り始めました。施工は大工さんです。
やっぱりかっこいい(^_^) そして、無機質な素材にはない「木の温かみ」がありますね。

製品名は、「T&Tパネル」凹型と凸型があり、交互に張ります。
且つ、木裏、木表が交互になるため互いの反りを抑えてくれます。
関連ページリンク:国産材・国内製品
塗料は、ドイツのレイノスを使用しています(色はオーダーですが追加費用なし)。
高い耐久性だけでなく、発色が良いため木目をより美しく見せてくれます。
外壁工事が完了したら、どんな姿になっているのか楽しみです。

最後に、これら部材は全て『SaiCLE』の標準仕様です。
適切な樹種選定と軒の設計によって耐久性を高め、長期的な維持管理負担の低減を図っています。
それは、『SaiCLE』の標準性能・仕様のままで「認定LCCM住宅」に標準対応できたことにも繋がりました。
今回のブログは以上になります。今後も自邸工事進捗を綴ってまいります。
ご一読いただきありがとうございました。
自然素材・高気密高断熱・住宅性能を大切にする工務店 斉藤建築工業㈱
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